龍の目醒めから絵本が?!

昨日、久々に浅草のGallery efへ行ってまいりました。
http://www.gallery-ef.com
 
こちらのカフェは、ここ例年私が広島で行っているアメリカの写真家
ポーレサヴィアーノの写真展「FROM AVOBE」を行うきっかけになった
場所であり、オーナーのIzumiさんとは例年展示の度に協力しながら
進めさせていただいておりまして、いつも本当にお世話になっております。
 
さてさて。そんなGallery efで、Izumiさんが「すごいの、ことちゃんから
絵本が生まれたの!」と見せてくださったのが、こちらの絵本。
 

 
以前、efでLIVEをさせて頂いた時に、知り合った画家町田尚子さん
描かれたものです!
 
あれから3年くらい?経つのですが、時を経てこのような絵本が
生まれていたとは。
 
ちなみにこちらが町田さんのブログ。この絵本が生まれるまでの
ストーリーです。いろんなご苦労があったことが伺われます。
 
http://shirakipippi.seesaa.net/article/415550410.html
 
カフェでこの絵本を拝読しましたが、何とも言えぬこんこんと底の方から
静かに語りかけて来るような、不思議な世界観の絵本です。
少し前にとてもリアルな夢で、龍と会ってたのですが、
そのことも思い出させてくれました。
 
そして、私が驚いたのはこの絵本が生まれたことだけではなくて、
実は龍の目醒めの中には、大好きなファンタジー小説の中の一部も
組み込んでいて、、、またそれが繋がっていることにびっくり。
 
国際アンデルセン賞も受賞されたファンタジー小説作家の
上橋菜穂子さんの「獣の奏者」のワンシーン、主人公のエリンが
闘蛇との交流を深めるシーン。
 
実はそのイメージもこの「龍の目醒め」のあるパートに含まれています。
エリンじゃないけど、この絵本でもまさに同じような少女が主人公に
なってるなんて。小説→音楽→絵本、、、と、作品が生まれる連鎖が。
そしてそれらが一貫性を持っているようにも感じられ驚くばかり。
 

 
上橋菜穂子さんの獣の奏者以前の作品はほぼ全部読んでいて、
特に「精霊の守り人」シリーズはものすごく好きです。
あぁ、ついに上橋さんにお手紙書こうか、、どうしよう。
なんて思いを巡らせる土曜日の午後。
 
来月行われる町田さんの個展。行ってみたいと思います♪
 
町田尚子 個展【poetically】
6月22日(月)~27日(土)
ギャラリーハウスマヤ
11:30 – 19:00 ※最終日は17時迄です
東京都港区北青山2-10-26
東京メトロ銀座線 外苑前駅3番出口
絵本『さくらいろのりゅう』(アリス館)
の原画を、全ページ展示する予定です。
 
こちらからAmazonで絵本のお買い物もできます☆

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