紋章上絵師さんのところへ♫

私は以前から家紋などの日本のマークが大好きなもので、
昔は家紋の文化史の研究の先生をお招きして講演をしていただいた
こともあったのですが、、、今回何と!実際にその紋を描いて
いらっしゃる職人さん紋章上絵師(もんしょううわえし)の
波戸場承龍さんの工房へお邪魔させていただくことが出来ました。
 
友人の講談師田辺銀冶ちゃんの公演の際、ゲストで出演されていた
のが出会いのきっかけ☆というわけで、紋好きの銀冶ちゃんと
一緒に伺わせていただきました。感激っ。
 

 
お玄関ののれんも素敵♡わくわくしながらお邪魔いたしました。
 
そして♫
さっそくいろいろな紋の貴重な資料をいろいろ拝見。
 

 
膨大な量の種類。。。。
 

 
かなり面白いものがたくさんあって、私たち止まらない。。笑
 
あ!!
 

 
うちの家紋もあった、あった♫元は水軍だったらしい。
 

 
いったいどんな道具を使って着物などにこの紋を入れるかというと、
この細い細い筆。そして、竹のコンパスを使うのだそうです。
家紋のほとんどは無数の円形によって作られているのだそうです!
その複雑さにもよりますが、物によっては何百もの円を使って
一つの紋を描くのだそうです。氣が遠くなる。。。
 
 
ちゃっかりしている私は、前日に買ったばかりの無地のふくさを持参。
「あの。。。このふくさに紋を入れていただくことは出来ますか?」
 
「あ、出来ますよ!」と波戸場さん。
 
すでにある型紙の中から選ばせていただくことに!!うれしい!
 
しかしここからが大変なことに。。。
 

 
「これ、かわいい〜!」
「こっちもいいよね〜!」
「あ!こんなのもある!」
 
決まらない。。。素敵な紋が多すぎる。。
 

 
その中からや〜っと選んだのが、、、
 

 
【八曜に月】という紋。
 
一瞬九曜のようにも見えると思うのですが、珍しく
真ん中はお月様。そもそも九曜の紋は魔除けになるとされ、
昔の牛車にはよく入れられていたそうです。
笛の指穴と唄口を合わせると八つの●になるし♫
その中に大好きなお月様!
という訳で氣に入っています〜!
 
衝撃的な事実だったのですが、紋って家紋以外にも自分が気に入れば
何でも(登録されているものは別ですが)自分の紋として使うことが
オッケーなのだそう。そして、戦前は女子のたしなみとして、紋の切り紙
などを学校でも教えていたのだそうです。よし。最近あんまり切り絵して
遊んでいなかったから、さっそくまたやってみよう!と思います♫
 

 
波戸場さん、銀冶ちゃん、素敵な時間をどうもありがとうございます♡

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