日別アーカイブ: 2014年11月14日

映画「かみさまとのやくそく」シンポジウム

今月初めに行われた映画「かみさまとのやくそく」シンポジウム。
返す返すも素晴らしい会だったな〜と振り返っております。
 
東大病院の稲葉先生が主催されるこの未来医療研究会☆
西洋医学とか、東洋医学とか、精神世界だとか、いろ〜んな枠を飛び越えて、
とにかくみんなが良くなる為にみんなで協力できることをしていこうよ!
という雰囲気を持った素晴らしい会だと感じております。
 
詳しくはこの日、ご登壇されました一条先生がブログにアップされていますので
こちらをご覧ください↓ すごいまとめ力です!!さすがです。
http://d.hatena.ne.jp/shins2m+new/20141103/p2
 
懇親会で一条先生と古くから伝わる儀式の重要性について
お話したのですが、その中で印象的だったのが、日本の結婚式。
最近は神社で結婚式を挙げる方が減って来ていますが、元々非常に重要な
所作やら何やら含まれている儀式でありますから、これをしないでおりますと
現代日本の社会に反映されるように、離婚なんかも増えるのかもしれませんね、と。
 
私は神楽笛を吹いていますが、笛を吹き始める時には神様にご挨拶というか、
笛を持って一度拝んでから吹くように教えられました。自分では当たり前のように
いつもやっていることなので、あまり氣にもとめていないことでしたが、やはり
氣持ちがそこに向かいますし、大事なことなのかしら、なんて思ったりします。
「形から入る」という言葉がありますように、きちんと意味が込められている
儀式や形式には不思議な力があるのかもしれないですね☆
 
いろいろ考えておりますと、「目に見えないことを大切にする心」
元々私たち日本人が持っているこの素晴らしい能力の復活というか、
自覚といいますか、そういうものがより大事な時代に入っていると感じます。
 
私が普段奏でている「音」もまさに目には見えないものでありますが、
その「音」によって、いろんな感情、色、風景、振動や波動、といったものを
伝えているのかと想像します。これからさらに、「音」にのせてどんなことを
届けたり受け取ったりしてゆけるのだろう、と思いますとわくわくしてまいります!
 
何かと比べたり、分け隔ててゆく時代はすでに消えつつあり、
一人一人が感性豊かに、様々なジャンルの人たちが協力し合う、
ピカピカ光り輝く美しい時代が来るような氣がいたします。合掌!

講談師の田辺銀冶さんと「国生み」を披露させていただきました☆